管理栄養士として、せっかく国家資格まで取得したのに、良い職場が見つからない、資格を活用できない方が大半だと捉えています。
管理栄養士の役割は、健康の回復、増進、維持、お子さんの健やかな成長促進など、食を通してサポートするということです。
職場の代表としては、病院、保育園、介護施設です。
そのような職場で栄養の管理する仕事に付ける方は、わずかしかいません。
大抵は調理師のように料理を作る、介護士にように高齢者のケアをすることが仕事となっています。
薬局で勤務する管理栄養士は、サプリメント、漢方を学びアドバイスできるようにしたものの、会計の仕事がほとんどとなっています。
歯科医院で勤務する管理栄養士も、歯科助手、受付業務が仕事となっている医院もあります。
企業に勤める管理栄養士となると、まったく異なる仕事を任されることもあります。
管理栄養士となり、思い描いていた仕事に付けなく転職を繰り返し、管理栄養士としての仕事をあきらめる方も多く見てきました。
とても難しい問題と言えます。