歯周病だけでなく、「歯科の治療で本当に治せる方法は?」を考え続けてきました。
そこで理解できたことは、「生物学に基づく治療」「エビデンスに基づく治療」でした。
北欧式の予防、歯周治療はまさにそれに基づく治療でした。
日本で広まっている歯周治療は、歯石を除去することにより結果バイオフィルムの除去が可能になり炎症をとるという方法です。
しかし縁下の歯石はSRPによる除去です。
縁下の歯石除去は手用スケーラーによる目視できずに手探りの状況での除去です。
データによれば熟練者によるものでも6割取れれば良いと報告があります。
盲目でおこなっているため歯質、歯肉を傷つけているのも事実で、「しみる」「痛い」「根の露出」の原因になっています。
患者さんには辛い思いをさせ、6割取れないSRPを歯科衛生士さんは毎日努力をしているのです。
そこで出会ったのが北欧スタイルの歯周治療でした。
患者さんの歯、歯肉を傷つけず、負担をかけることなく歯周病をなおせること、
歯科衛生士さんたちが、自信をもって治せる、理にかなった努力することができる治療方法なのです。